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擬音SHOW者の鐘の声

arthurlynx.exblog.jp

Arthur-Lynxの諸行無常に響く擬音でつづる近況だったり心境だったり。

今年の本擬音

うおおおおお(ノД`)

今年はたくさん本を読みました。座れないぎゅうぎゅうのTKDストレスからの逃避のために、間違いないお母さん選出の本から次々と読みまくりまして、とくに今年は生きてる間にこの本に出会って良かったって本が多かった。

まず、人生で五本の指に入るリピートしたい作品にもなった、

三浦綾子の『海峰』上中下

これは一言で言うと、江戸時代の漂流記なのですが、実話に基づいて書かれています。
はじめて、作者、うまい( ゚д゚)と感じた作品でもあります。また、江戸時代の漂流記と聞いて想像していたのとスケールがえらい違いました。
上巻ではTKDの中で泣きそうになりました。中巻では一体この先どうなるんだろうとドキドキし、下巻の、特にラストはTKDで、なんてことだ!と叫びそうになりました。後書きも必読です。
大河ドラマ化してもいいと思う。毎週おもしろいと思う。
内容を詳しく書かないのは読んでもらいたいから…
ストックがなくなったらまた読みます。また、なんてことだ!と叫びます(笑)

次に借してくれたのが、

上橋菜穂子『獣の奏者』何冊か

読んでる途中で聞き知ったのですが、NHKでアニメ化されてたとか。
お母さんがそんな子ども向けのファンタジー?と思いつつ、読み始めたら、これもファンタジー大河ドラマにしたらいいのに!というくらいおもしろく…。
主人公は地味目な上に最後の方では母親になるんだけど、その主人公がどんどんでかいことに巻き込まれていく様と、獣との関係が複雑に絡み合っておもしろい!
そのうちアニメ見てみようかな。

で、これを読み終わってしまい、読むものがなくなるというところでSFですすめられたのが

ジェームズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』

まだサイエンスZEROも存在しない時代にこんな話( ゚д゚)
と、自分の妄想の未熟さを思い知った壮大なストーリー…
一見、月という近場でと思いきや、最後にはどんでん返しもありの、これまた映画化されてないのが不思議なくらいの見事なSFでした。続きもあるらしいけど、個人的には恐らくこれが一番おもしろいんじゃないかなぁと(笑)続きも機会があれば読みます。

そして、再び

上橋菜穂子『精霊の守り人』何冊か

守り人シリーズと言われてるらしいです。上原さんのは全部おもしろいとすすめられ、冊数多いけど読み始めました。
これがまた…おもしろい!
これもファンタジーで、主人公がめっちゃ強い30代女性の用心棒という、あまり一般ウケはしなさそうだけど、私にはどツボです(笑)
そして『獣の奏者』同様、ストーリーはどんどんどでかくなっていき、少年が青年になり、時にはこの少年が主人公となる話もあり…ぶっちゃけロードオブザリングとかよりおもしろい(笑)
そしてこの話の鍵となる別世界が特徴的。霊界とかとも違うし、別次元の世界的な。
登場人物も魅力的。
この本にはちょいちょい素敵な挿絵があったけど、自分でも主要な人物描いてみたい!

というわけで、ざっとしか書かなかったけれど、今年はたくさん良い本に出会えて、本当に充実してた。
読んだ人と語り合いたいんだけどね、覚えてるうちに(笑)

来年も良い本に出会えますように!
by yaska33333 | 2014-12-31 04:12

by ArthurLynx